四季折々に、色を競い、形を競い合う風雅な品々はまさに、和菓子の芸術品。当店では昔ながらの伝統的な生菓子から創意工夫をこらした新製品まで数多く取り揃えております。
中餡にはそれぞれ異なる味わいの餡を丁寧に炊き分け、様々な味わいをお楽しみいただけます。また、餡の着色にはベニバナやクチナシなどの天然の色素で染め上げており、淡く、優しい色合いが特徴でございます。
銘柄は2週間に一度切り替わりますので、繊細な季節の移ろいを感じていただけます。歳時記に応じた限定上生菓子もご用意して、皆さまをお待ちしております。
19代目若女将の中宮千里です。
和菓子職人として材料、味、こだわりの製法でお菓子をお作りしております。
一級菓子製造技能士(和菓子)
【選・和菓子職 優秀和菓子】石川県女性初認定
【選・和菓子職 伝統和菓子】最年少・女性初認定
(日本で唯一のW認定)
豆の表皮を取り除いて作るこし餡をもとに作る煉切餡やこなし等の上生菓子に、
ゆかり深い銘(名称)をつけた「菓銘をもつ生菓子」が登録無形文化財に認定されました。
名称
商品説明
(中餡/外餡/着色料など)
販売期間:11月13日~11月26日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
価格は、全種類 350円(本体価格)です。
左より
菊の花を表す。
(黒こしあん/練切/クチナシ黄色素・紅花赤色素)
菊の香りは秋の凛とした雰囲気をかもし出す。
「菊の香や 奈良には古き 仏たち」
松尾芭蕉
(白こしあん/練切/紅花赤色素・クチナシ青色素・クチナシ黄色素)
遠くに見える山の頂に早くも白い雪が積もっている風景。
(白小倉あん/黒こしあん/色素なし)
菊の花弁が長く伸びて乱れあうように見える状態。図案化され紋所にも使われる。
(草小倉あん/練切/紅花赤色素・クチナシ黄色素・クチナシ青色素)
販売期間:10月30日~11月12日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
価格は、全種類 350円(本体価格)です。
左より
菊の生い茂る秋の路。
(黒こしあん/練切/クチナシ黄色素・クチナシ青色素)
晩秋の花。
~山茶花や 雀顔出す 花の中~(松岡青蘿)
(白こしあん/練切/紅花赤色素・クチナシ黄色素)
晩秋に咲く茶花の一種。
花言葉「忘れられない想い」
(草小倉あん/練切/紅花赤色素・クチナシ青色素・クチナシ黄色素)
冬に咲く牡丹の一種。
~日と月の ごとく二輪の 寒牡丹~(鷹羽狩行)
(黄味あん/練切/クチナシ黄色素・紅花赤色素)
※原材料に卵を含みます
販売期間:10月16日~10月29日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
価格は、全種類 350円(本体価格)です。
左より
初秋の野に咲く菊の総称。どことなく哀愁をおびて、言葉の響きだけで咲いている風景を想像させる。
(黒こしあん/練切/クチナシ青色素・紅花赤色素・クチナシ黄色素)
落ち葉ですっかり秋色に染まった秋の小路の情景。
(黒小倉あん/練切/クチナシ青色素・クチナシ黄色素)
秋も深まり冷え込んだ朝に地面に降りた初霜の様子。
(白小倉あん/黒こしあん/色素なし)
紅葉の名所。竜田川(奈良県生駒郡)からの命名。
(黄味あん/練切/紅花赤色素・クチナシ黄色素)
※原材料に卵を含みます
販売期間:10月2日~10月15日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
価格は、全種類 350円(本体価格)です。
左より
月明かりで見える風景はひんやりとして深まりゆく秋の夜を演出している。
(黒こしあん/練切/紅花赤色素、クチナシ青色素、クチナシ黄色素)
初秋に咲く菊の花。
(白こしあん/練切/紅花赤色素、クチナシ黄色素、クチナシ青色素)
紅葉の名所。奈良県生駒郡に流れる川。
~ちはやふる 神世も聞かず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは~
(「古今集」より 在原業平)
(黒小倉あん/練切/クチナシ青色素、クチナシ黄色素、紅花赤色素)
たわわに実った稲穂が黄金色に輝き収穫の時を待っている。
(白小倉あん/黄味あん きんとん仕上/クチナシ黄色素)
※原材料に卵を含みます
販売期間:9月18日~10月1日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
価格は、全種類 350円(本体価格)です。
左より
中秋の名月に映るうさぎの姿。
(黒こしあん/練切/紅花赤色素)
愛らしい花弁をひろげた小振りの菊。
(白こしあん/練切/紅花赤色素・クチナシ青色素・クチナシ黄色素)
青々とした菊の葉。
(黒小倉あん/練切/クチナシ青色素・クチナシ黄色素)
小鹿の背の模様。紅葉といえば鹿。
~奥山に 紅葉踏みわけ
鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき~
(「古今集」より 猿丸太夫)
(白小倉あん/黒こしあん/色素なし)