森八のお菓子

森八の上生菓子

四季折々に、色を競い、形を競い合う風雅な品々はまさに、和菓子の芸術品。当店では昔ながらの伝統的な生菓子から創意工夫をこらした新製品まで数多く取り揃えております。

中餡にはそれぞれ異なる味わいの餡を丁寧に炊き分け、様々な味わいをお楽しみいただけます。また、餡の着色にはベニバナやクチナシなどの天然の色素で染め上げており、淡く、優しい色合いが特徴でございます。
銘柄は2週間に一度切り替わりますので、繊細な季節の移ろいを感じていただけます。歳時記に応じた限定上生菓子もご用意して、皆さまをお待ちしております。

若女将からのご挨拶

19代目若女将の中宮千里です。
和菓子職人として材料、味、こだわりの製法でお菓子をお作りしております。

資格・受賞歴

一級菓子製造技能士(和菓子)
【選・和菓子職 優秀和菓子】石川県女性初認定
【選・和菓子職 伝統和菓子】最年少・女性初認定
(日本で唯一のW認定)

上生菓子作りをする若女将の写真。

菓銘をもつ生菓子(煉切・こなし)が
登録無形文化財に認定されました

豆の表皮を取り除いて作るこし餡をもとに作る煉切餡やこなし等の上生菓子に、
ゆかり深い銘(名称)をつけた「菓銘をもつ生菓子」が登録無形文化財に認定されました。

商品詳細・販売店舗

各商品の詳細は下記の順番で記載しております。
名称
商品説明
(中餡/外餡/着色料など)

【販売中】10月27日~11月9日の上生菓子

販売期間:10月27日~11月9日(予定)
季節の移ろいにより販売期間が前後することがございますので、各店舗へお問い合わせください。
オンラインショップでは「菊の香」「山茶花」「落葉風」「菊慈童」の4種類での販売となります。
価格は、全種類 400円(本体価格)です。

左より

  • 菊の香(きくのか)

    菊の香りは秋の凛とした雰囲気をかもし出す。
    ~菊の香や 奈良には古き 仏たち~ 松尾芭蕉
    (黒こしあん/練切/クチナシ青色素、紅花色素、クチナシ黄色素)

  • 山茶花(さざんか)

    ~山茶花や 雀顔出す 花の中~ 松岡青蘿
    (白こしあん/練切/紅花色素、クチナシ黄色素)

  • 秋の路(あきのみち)

    落ち葉ですっかり秋色に染まった小路の情景。
    (黒小倉あん/練切/クチナシ青色素、クチナシ黄色素)

  • 初霜(はつしも)

    晩秋の朝に初めて降りた霜の様子。
    (白小倉あん/黒こしあん/色素なし)

  • 落葉風(おちばかぜ)

    舞い落ちる枯葉が季節の移ろいを予感させる。
    (草小倉あん/練切/クチナシ黄色素、紅花色素)

  • 菊慈童(きくじどう)

    周の時代、中国の伝説上の武将。菊水(菊の露)を飲んで不老不死を得たという。
    (黄味あん/練切/クチナシ黄色素、紅花色素)
    ※原材料に卵を含みます。

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販売店舗

迎春用上生菓子

  • 西王母

    中国の伝説に登場する仙女「西王母」を授ける仙桃。三千年に一度だけ 実を付け、食すれば不老長寿が得られると伝えられております。
    販売時期:12月下旬~1月上旬

  • 珠鶴

    古来、吉祥や長寿の象徴として賞でられてきた鶴の美しい毛衣をあらわしております。
    販売時期:12月下旬~1月上旬

  • 松重

    新たな門出を祝う縁起の松を表し、長寿や末長い繁栄の象徴とされております。
    販売時期:12月下旬~1月上旬

  • 室の梅

    厳しい寒さを避けて作られた室の中で早々とほころび始めた梅のつぼみに、早くも春の訪れを予感させる季節感あふれる銘菓でございます。
    販売時期:12月下旬~1月上旬